ロサンゼルスの象徴として、長年愛され続けるドーナツショップ「ランディーズドーナツ (Randy’s Donuts)」。
映画『アイアンマン2』など、数々の作品に登場するあの巨大ドーナツサイン で、日本でもその名を知っている方も多いのではないでしょうか。そのLAの甘い伝説が、遂に東京・代官山に上陸しました。
記念すべき日本第1号店「ランディーズドーナツ渋谷代官山店」が、2025年5月15日にグランドオープン。
おしゃれな街・代官山にオープンした話題のスポットについて、店舗の魅力、気になるメニュー、そして訪問前に知っておきたい情報まで、詳しくご紹介します。
この記事では、オープン初日の様子から、店舗の魅力、そして気になるメニューや混雑状況や待ち時間まで、たっぷりとご紹介します。
代官山に突如現れた、巨大なドーナツ
まず目に飛び込んでくるのは、ランディーズドーナツの象徴である直径約4メートルの巨大なドーナツ型サイン看板。
LA本店の屋根にあるサイン を彷彿とさせ、到着した感動と共につい写真を撮りたくなる、まさに最高のフォトスポットです。
一歩足を踏み入れると、そこはLAの雰囲気漂うおしゃれな空間。
特に圧巻なのが、高さ約3メートル、幅約2.7メートルの巨大なショーケース!なんと最大約1000個ものドーナツがディスプレイされており、「視界が全てドーナツになる」ほどの壮観さは、訪れるだけでワクワク感を高めてくれます。
店内には温かみのある室内席と開放的なテラス席があり、合わせて40席が用意されています。
特にテラス席は緑に囲まれており、「ピクニック気分」でドーナツを楽しめるそう。代官山らしい洗練された雰囲気の中で、ゆったりとした時間を過ごせそうですね。
この店舗デザインやスケール感は、単にドーナツを買うだけでなく、記憶に残り、SNSでシェアしたくなるような「体験」を提供することを意図しているとのこと。まさに「インスタ映え」する要素が随所に散りばめられています。
目移り必至!40種類以上のドーナツラインナップ
さて、一番気になるのはドーナツの種類ですよね。
ランディーズドーナツ渋谷代官山店では、毎日40種類以上のドーナツが店頭に並びます。
ドーナツは、以下の4つのカテゴリーに加え、可愛らしい丸型のドーナツも用意されています。
・クラシック: シンプルな定番(税込360円~380円)
・デラックス: トッピングが楽しい(税込440円)
・ファンシー: 見た目が華やか(税込480円)
・プレミアム: 素材にこだわる(税込550円)
・ランディーズラウンズ: 直径約5cmの丸型4個セット(税込620円)
これらのドーナツは全て、創業以来のオリジナルレシピに基づき、アメリカ本国と同じミックス粉を含む高品質な素材を使って毎日手作り**されています。
これにより、本場LAの味と食感が忠実に再現されているとのことです。
看板メニューとLAの人気者
・グレイズドレイズド (Glazed Raised)
ランディーズドーナツの一番人気!伝統的なイーストドーナツにシュガーグレイズをコーティングした定番中の定番です。
ふんわり軽やかな生地は口に入れた瞬間にすっととけるような食感と評されており、LA本店の感動が蘇るという声も聞かれます。価格は税込360円。
・テキサスサイズドーナツ (Texas Size Donut)
大きさに驚きたいならコレ!特に「ストロベリーチョコレートテキサスグレイズド (Strawberry Chocolate Texas Glazed)」は、直径約16cmと通常の約1.5倍の大きさ。
フリーズドライ苺とチョコレートの組み合わせが魅力で、2025年5月15日から6月15日までの期間限定、毎日数量限定で販売されています。
価格は税込550円。オープン初日に並んだお客さんも「ホールケーキみたいでインパクトが強すぎた」と驚いていました。
その他、なめらかなヌテラと生地の相性が抜群の「ヌテラレイズド」(税込550円)や、リンゴとシナモン香るもちっと食感の「ベアクロー」(税込550円) など、LAで人気のメニューも多数揃っています。
日本限定!特別な東京の味
日本初上陸を記念して、日本限定・東京限定のスペシャルなドーナツも登場しています。
限定 LAブルーカスタードクリームセット (Limited LA Blue Custard Cream Set) 12個
日本限定ドーナツとして特に注目なのが、このセットに含まれる「LAブルーカスタードクリーム」です。
ロサンゼルスの青空をイメージした鮮やかなブルーのアイシングにLAロゴがデザインされており、中にはオリジナルカスタードクリームがたっぷり。
このドーナツは単品販売されておらず、この12個セット(税込5,500円)でのみ手に入る特別な品です。
こちらも2025年5月15日から6月15日までの期間限定、毎日数量限定とのこと(セット内の他の8個の種類は変更される場合があります)。
抹茶レイズド (Matcha Raised)
日本の味覚に合わせたアレンジとして登場。ふんわり生地に、本場アメリカのものよりもビターな味わいの抹茶チョコレートがトッピングされており、日本の抹茶ファンも納得の仕上がりだそう。価格は税込480円。
チョコレートの食べ比べ
渋谷代官山店ならではの楽しみとして、2種類のチョコレートドーナツが用意されています。アメリカから輸入した濃厚なチョコレートを使用した「チョコレイズド」(税込380円)と、日本の優しい味わいのミルクチョコレートをトッピングした「ミルクチョコレイズド」(税込480円)。
日米のチョコレートの違いを食べ比べできるのは、ここだけの特権ですね。
ドーナツのお供に、ドリンク&限定グッズも
ランディーズドーナツでは、ドーナツと一緒に楽しめる15種類以上のドリンクも用意されています(税込200円台~800円台)。
オリジナルブレンドの「ランディーズロースト」コーヒー(税込450円~550円) のほか、アメリカでも人気のタピオカ入りドリンク「ボバ」(ロイヤルミルクティーボバ 税込700円)や「ミルクシェイク」(チョコレートミルクシェイク 税込750円)なども楽しめます。
さらに、日本初上陸記念の東京1号店限定デザインのタンブラー付きレモネードも登場。
「エレクトリックレモネード」にはオレンジ色、「グリーンアップルレモネード」には黒色のタンブラーが付属し、各税込1,800円で数量限定販売です。
タンブラー付きのドリンクは、単なる飲み物というだけでなく、記念品としての価値もあって嬉しいですね。
店内では、ランディーズドーナツのオリジナルグッズも販売されています。特に、日本の人気セレクトショップ「FREAK’S STORE(フリークス ストア)」とのコラボレーション企画・デザイングッズに注目です。
LAの米国1号店サインと「LA→TYO」の文字が入った東京1号店限定Tシャツ(税込5,500円、数量限定) や、キャップ(税込4,400円)、トートバッグ(税込3,300円) などがラインナップ。
マグカップ(税込1,300円)やキーホルダーといった一般グッズも展開されており、お土産にもぴったりです。
これらのグッズは、ファッション感度の高い日本の消費者に響くように企画されており、単なる記念品以上の価値を持っています。
行く前に知っておきたい!行列の待ち時間
オープン初日はなんと午前11時の開店時に320人の行列ができ、整理券はわずか15分ほどで配布終了、SNSでは「5~7時間待ち」という情報もあったほど 、凄まじい熱狂ぶりでした。この人気は当面続くと予想されます。
LA発「ランディーズドーナツ」が日本上陸!
初日は長蛇の列。約6時間待ち…下手したらそれ以上待つ可能性も…#ランディーズドーナツ pic.twitter.com/Tq6XoUVUlp— 東京最新グルメ|ひやむぎこ (@hiyamugico) May 15, 2025
ランディーズドーナツ6時間待ちの行列やばいな
— 臥煙 (@gaen_114114) May 15, 2025
ランディーズドーナツ、2時間近く並んで進んだの10mもいかない、、
セルフレジでメニュー選ぶタイプみたいでそれは列360分待ちになるわ、、、— もやし (@3bOHCC6TpT9JCgv) May 15, 2025
まとめ:LAの甘い伝説、東京で新たな章を刻む
ランディーズドーナツ代官山店のオープンは、LAの伝説的なブランドが日本の味覚や文化とどのように融合し、新たな物語を紡いでいくのかという、壮大な実験の始まりと言えるでしょう。
代官山という立地選び、本場の味と体験の再現へのこだわり、そして日本限定メニューやコラボグッズの展開 は、周到な戦略に基づいています。
今回のオープンは、2028年末までに全国50店舗展開を目指すという壮大な計画 の第一歩。
オープン初日の熱狂ぶり は、その戦略が既に成功を収めていることを示唆していますが、この人気を持続させ、全国展開を成功させるためには、品質の維持やオペレーションの最適化が求められるでしょう。
代官山に現れたこの巨大なドーナツの輪が、今後日本のスイーツシーンにどんな新しい風を吹き込むのか、そしてどんな「甘い伝説」を築いていくのか。
その行方から目が離せません!東京にいながらにして、LAの本格ドーナツと雰囲気を楽しめるランディーズドーナツ代官山店、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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